こんにちは、LaLaです。
我慢のゴールデンウイークも最終日です。
ニュースを見ていていると観光地は結構人が大勢詰めかけているようですね。
早くコロナウイルスが収束することを願います。
私は家族で近くの河川敷をサイクリングしたり、水耕栽培始めたり、会社の先輩についていき隠れ家的な場所でソロキャンするなど色々と密を避けながら工夫して満喫しました。
さて、話は変わりますが、
皆さんは今の職業はどうやって決めましたか?
皆さんは今の職業をどうやって決めましたか?
私の場合は、ただ漠然とまちづくりの仕事がしたいという感じで、それに関連しそうな会社で、かつ、大学から推薦がもらえる会社を求人票で探して面接を受けに行っていました。
それくらいの浅はかな知識で就職活動をしてしまいました。。今思うといいかげんだなと思います。。
私が就職活動をしたのはもう20年前になりますが、
当時はまだ良い大学に入って良い会社に就職するなんてことが言われるギリギリの世代だったかと思います。
なので勉強は受験のため、大学は就職を有利に運ぶため、
あとは特に何も考えずに学生時代は部活に明け暮れていました。
正直学生時代に人生設計をしようと思ったことはありません。
おそらく私と同じような考えの方は多かったのではないでしょうか?
給料が良さそうだとか、コマーシャルでよく聞く会社なんてことも選択肢の要素になり得ました。
今思うと、そんなんでよく会社を決めたなとか思いますが、
当時はインターネットも黎明期でSNSも無かった時代ですから、
いわゆる世間が言うことが正しくて、右にならえと思い込んでいたのかと思います。
それだけ今と比べて遥かに情報が不足していた時代です。

仕事とは何か?
では、仕事とは一体何でしょうか?
とても難しいですよね?
生きるための手段でしょうか?
それも間違ってはいないかと思います。
しかしながら、
それで仕事を決めては面白くないと思います。
私の場合は、
まちをつくりたい!
と言うイメージは持っていました。それはすごく良かったと思っています。
1995年の阪神大震災をニュースで見て、それでも復興してまちが再生していく状況に興味が湧き、
大学では土木や建築の学科に進んで、まちの復興やまぢづくりの道に進もうかなと思ったきっかけでした。
なので、たまたま有事が起こったことがきっかけで自分の道標が生まれたのです。
そして、大学に入り土木や建築の勉強をして、今の会社に入社しました。
仕事を始めると学生の時のイメージとはまた違ってたくさんの経験や新しい発想、人生観などが生まれて、刺激的に働いてきました。
この仕事で良かったのだろうか?なんて思い返すことなく夢中にやってきていたのかと思います。
ある意味幸せなのかもしれません。
結局のところ、何をやるか最初に明確にしなくてもやりながらやりたいことを見つけるということも大いにあるのだと思います。
なので、やりたいことを最初に考えましょうとは特に言うつもりはありません。
ただ、やりたいことを考える方がワクワクや楽しさが増えるかと思います。
私が今現在、仕事の面白さとは何かを考えるときに思うことは、
世の中の課題があり、役に立つように解決していくこと
だと考えています。
建築は課題の解決をデザインの力で行うのです。それはとてもやりがいがあります。
建築やまちづくりの奥深さは仕事を通じて知っていきました。勉強で学べることとは違います。
13歳のハローワークを娘に与えてみた
娘が中学生になったのをきっかけに、
村上龍氏の著書である「新13歳のハローワーク」を娘にプレゼントしました。
2003年に初版が発売になり、ベストセラーになり、2010年にさらに89の職業が追加され、
約600種類の職業について中学生の目線でわかりやすく紹介している本です。

これをプレゼントした理由は、
私が学生時代、自分の将来やりたいことを想像する上で、
職業の情報をほとんど知っていなかったと言うことがあり、
子供たちにはいろんな職業の選択肢やそうなるためのプロセスを知った上で自分が何を勉強していきたいか考えて欲しいと思ったからです。
もちろん、この本で紹介されている職業から選んで欲しいとは思っているのではなく、
世の中にはたくさんの職業があり、その情報をキャッチするアンテナや興味を広げて欲しいと思っています。
この本の良いところは興味を持った職業について、
必要なスキルやスキルの身につけ方についてきちんと書かれている点です。
ただ、これからの時代は人口も減少し、AIの進化もあり、今の会社や職業がこれから先続いていくことも難しい世の中になっていくと思います。
だからこそこれから先の未来を考えて自分が何を学んでいくか考えて欲しいなと思います。
著者の村上龍さんは職業についてこう言っています。
「職業は生きるための手段ではなく、生きる目的そのものである」
確かにそうなっていくものであり、それは働いてみて気づくことだと思います。
ただ漠然と夢を持つのではなく、できることの延長に夢が生まれると思うので、
できるようになることを増やしていくことが大事なのです。
だから最初は生きる目的とまで考えなくても、興味をもつと言うことからスタートしてくれればと思います。

人生100年時代がスタート
さて、子供たちの将来もさることながら、自分自身の人生も考えなくてはなりませんね。
なぜなら、
人生100年時代と言われる時代に突入したからです。
つまり、一生涯働く、いや働くことも可能な時代になるのです。
ポジティブなことかネガティブなことか、できれば私はポジティブに捉えたい。
なぜなら自分のやることが世の中に何か価値として残せることであればやり続けられるからです。
お金のためが理由となれば選択肢がいくらでも見つかり、それは生きる手段にはなりますが、
生きる目的にはならないと思います。
ある会社の創業者の言葉でこんな言葉を聞きました。
「企業は利益を追求するもんや。それは人間が息をするのと同じや。そやけど人間は息をするために生きてるんか?違うやろ」
とても刺さる言葉でした。
誰でも主体的に世の中を変えたり、何かアイデアを形にできる時代になっていくのです。
そのためには、自分の経験やスキルがこれから先どんな価値として世の中に役立てていけるかどうかと言うことを改めて考えることが重要なのかと思います。
そんなことを考えているとまだまだ私も先は長い!
これから先、今の会社で仕事も続けているかもしれませんが、仕組みは多様化されていくと思います。
例えば、副業やテレワークもその一つです。
市場は多様化し分散化されていきます。個人のスキルも同様に多様化し分散化されていきます。
働く場所も自由になります。
私の場合、実家で親の面倒も見ながらテレワークしたり、副業しながら本業の会議に出たりなど時間や場所の概念は変わると思います。
そうなるとより個人のスキルとコミュニケーションは重要なものになっていくのだと思います。
私の言うスキルというのはAIによって置き換えられないスキルのことです。
企画力や想像力などのモチベーションと言い換えられるかもしれません。
13歳のハローワークを傍で見ながら自分自身の今後についてもワクワクする未来に向けて何をしようかなと考えなきゃと思いました。
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