
10年使っていると畳も色あせて古ぼけた感じに、、
和室について
今回は和室についてお話しします。
とは言っても茶室や伝統和室のような本格的な和室の話ではなくて、ごくごく一般的な、いわゆる畳の部屋について。マンションや賃貸住宅でも和室があるケースがあります。
わが家のマンションは3LDKであり、一部屋は和室です。
しかもマンションの中住戸ということもあり、窓なしの和室です。
窓がないということのデメリットはやはりあります。締め切った時のなんとも言えない息苦しさと暗さ、、、
建築的には、襖を使ってリビングと続き間とすることで採光を法律的に確保しているのです。なので、通常は襖は開けっ放しにして、リビングからの採光を得ることで一体的な空間とするのがベストです。いつか壁を取っ払ってもっと開放的な空間にしたいなあと思っています。
この和室の使い方ですが、現在は布団を敷いて夫婦と犬の寝室として使っています。
寝るとき以外は布団を片付けていますので、寝転んでストレッチしたり、子供が体操をしたり、アイロンかけたり、多目的な使い方を限定しない部屋になります。
いわゆる多目的室です。
子供が小さいときはここでオムツを交換したり、子供のおもちゃを広げたりしていました。

昔はこんな風に子供の遊び場として和室を活用していました。
ずいぶん雰囲気が違いますよね。畳なので柔らかいので子供をゴロゴロさせたりお昼寝させたりするのにちょうどいいのですよ。畳は何かと便利なのですよ。
ところが子供の遊び場にすると当然傷んできます、、
子供がこの部屋で工作して遊んでいると、ダンボールをカッターナイフできっているかと思えば、下の畳まで、、、
だんだんと和室は古ぼけた使えない空間になっていきました、、、
モダン和室にリフォーム
そこで、思い切って畳をリフォームして、さらに壁もタイル貼ってみようということにしました。タイル代は私持ちです、、、相変わらず嫁の財布の紐は硬いです(-。-;
そこで考えたのは、
タイルは自分で貼るので施工費はタダ!
私は自分でできると思うところはとことんDIYするのです。コスパがいいのと絶対に愛着が湧くのです。
タイルの商品はLIXILのエコカラットという商品に決めました。
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この商品は施工性が良いということだけでなく、
湿気を吸い取ってくれたり、乾燥すると水分を吐き出してくれる調湿性に優れたタイルなんです。
化学物質も吸着してくれるし、匂いもある程度とってくれるという優れもの。
施工もとっても簡単です。カッターナイフで切りつけて、あとは空手チョップでアチョ〜っと割るのみ。まあ多少荒々しくなってしまいましたがご愛嬌。。
タイルは縁なしの半畳、つまり琉球畳、それによりモダン和室を目指します。
正方形の畳はモダンな雰囲気となり、また、色はカフェ色という少し茶色とグレーの入った色にしました。


上の写真と随分雰囲気が変わったかと思います。

どうでしょうか。
随分雰囲気変わったと思いませんか?
襖がそのままですが、畳とタイルでここまで変わります。
さらにピクチャレールというものを設置しました。ホームセンターで買ってきて取り付けました。もうちょっと見つけが小さいものがあるといいのですが、まあいいかな。
照明も和風のペンダント照明に変更。ネットで探した安いものですが。。なかなか良い感じです。
和風照明でおすすめなのはやはり、「イサム・ノグチのAkari」です。今回は予算不足で買えませんでしたが、いつか欲しいです。ちなみに、リビングテーブルはイサム・ノグチデザインのコーヒーテーブルです。これは有名です。ニューヨークの美術館に行った時に感動したのをきっかけに、リプロダクト品ですが購入しました。
ナチュラルな雰囲気なLDKにつながる和モダンな和室。グレーのアクセントクロスを繋げることで、全体的に調和のとれた空間に仕上がってきたと満足しています。
しかしながら日頃は嫁がアイロン台を置いたり、レッグマジックというエクササイズグッズが置かれています。。。まあいいけど。
最近和室をいらないという人が増えてきているような気がします。単純に不要ということでしょうか?
もともと実家で戸建に住んでいた人は和室や床の間のある暮らしが自然に馴染んでいるのだと思いますが、もともと賃貸住宅やマンションに住んでいた人は和室や床の間を知らないまま生活しているので、新しい住まいを考えるときも和室は不要と考えるのが自然なのかもしれません。
しかしながら、
椅子座と床座、両方味わえる方が住まいは楽しい
鍋を食べるときは和室で、とか、和室にコタツを設置する、など季節感も演出できます。和室は古臭いものではなく、様々な使い方ができる機能的な部屋であり、飾り付けの間でもあります。
季節や節句など色々なシーンにおいても重宝できる空間だと思います。
和室は奥が深いので、今回はこの辺で。
ブログをご覧いただきありがとうございました。LaLa
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