最高にちょうどいい!とは??

 
いきなりですが、日々の生活の中で『最高にちょうどいい!』と感じる時はありますか?
ちょうどいいという表現ではなくても、例えば、自分の今の暮らしや嗜好性にぴったりとか、家族にとって一番バランスが良いとか、コストのかけ方として満足度が高いとか。
 
私の家族が住むマンションは新築購入時から10年経ちますが、家族の暮らし方をイメージし、あえて広すぎることもない、むしろよくありがちな大きさでありながら、でも随所に暮らしやすさや快適さを実現できるとイメージした機能的な間取りを選びました。
 
この点私はこの道のプロですので職能が活かされます。
プランは何千と見たり書いたりしてきているので良さがわかるのと、よくない所もわかってしまうのです。
特に私は無駄がある空間はあまり好みません。余白として意味の感じられる無駄は好きですが、例えば何も利用できない廊下が長すぎたり、広いわりには家具の置き場所が限定されてしまうようなプランです。
※私のマンションの家については今後随時紹介していきます。
 
その後、空間のテイストに合わせて家具や観葉植物を買ったり、コストを極力抑えてDIYでリフォームして試行錯誤を繰り返していく中で、愛着が益々高まって、今では最高にちょうどイイなあとしみじみ(笑)。
そんなに家が広くなくても広く感じたり、いろんな機能を付加したりなどいっぱいやれることはあるのです。
そのほうが暮らし甲斐があるのです。制限がある方が燃えてくるのが建築を仕事としている人の特徴でもあります。
 
そんなスキルをこのブログを見ていただける方々にお伝えできたら良いなと思っています。
 
話は戻って、最高にちょうどいいねとは何か?それを考えていきましょう。
まあ、あくまで個人的見解ですが、
 
人それぞれの感性や価値観によって感じ方は違うものだと思いますが
私が思う「最高にちょうどいいね!」は以下の3つのファクターの掛け合わせであると定義させていただきます。
  1. 意匠性がよい:見た目→「美しい」「可愛い」など

  2. 機能性がよい:質→「使い易い」「長く使える」など

  3. コスパがよい:価格に対する価値→「費用対効果」など

 
まず、意匠性と機能性が合わさるとどうなるか?
 
愛着が生まれ、居心地や使い心地が高まります。意匠性は見た目についての気持ちよさです。
意匠を言語化するのは大変難しいですが、実はとてもシンプルに考えていくこともできるのです。
例えば、高さや幅などの形が揃っている、色味が合っている、矩形や線形などが綺麗であるだけで人は美しいと感じるのです。
 
さらに、コスパがよいとどうなるか?
 
コスト以上の価値を感じ、満足度が飛躍的に向上し、誰かに伝えたくなりますよね?価値を感じる良いものをその価値より安く買えたことの満足感!もしくは価値を認めて少々高くても買うことの納得感!
コスパがよいというのは安ければよいということではなく、かと言って高すぎることもなく、あくまで自分サイズでかけたコスト以上の価値があると感じることです。
私は高級ブランド品だからと言う理由でものを買うことはあまりありませんが、例えば職人さんがこだわり抜いて制作したものとか、肌触りとか五感を刺激するものは大変価値を感じます。
 

最高にちょうどいい!は
”身の丈”を意識することから始まる

「身の丈」を意識するということは、地に足ついた暮らしを意識するということ。

背伸びしすぎることはなく、自分サイズ・自分らしさで物事を考えます。身の丈の基準値はどこかを考えることが大事なことなのかもしれません。

自分にとって大切にしている価値観は何か?満足感は何か?それはお金をかけないと程に入れられないものか?

お金では測れない体験や思い出など「コト」にだって価値を感じます。そのために自分の暮らしはどうしていきたいか?

そして家族の暮らしはどうあるべきか?いっぱい考えることはあります。

無理して高価なブランド品や高級車を買うよりかは、愛着あって長く使えるものを所有したいということに意識が向きます。

もしくは、所有よりも利用に価値を見いだす人もいるでしょう。常に「身の丈:自分だったら」で考えることで、

自分や家族の想いを具体化すること=本当の好き

を知ることができるのではないでしょうか。

とにかく具体化していくことが大事です。

好きだと思っていたことが、そうではなくなる場合もあるでしょう。

なので常に考え続けましょう。

そして出来るだけ具体的に言葉にしていきましょう。

人生100年時代。自分らしく楽しく生きるために

少子高齢化、人口減少、働き方改革など今後の社会は大きく変わっていきます。

これからの令和の時代を楽しくイキイキと生きていくためにも、自分サイズの暮らしを追い求めることでストレスフリーな状態にも近づけるのではないでしょうか。

自分の好きな状態=最高にちょうどいい!

を一緒に見つけていきましょう。身の丈の基準値の話をしましたが、身の丈の基準値は家族のライフステージや収入によっても変わってきます。

あえてこのブログでは私のようなごく一般的なサラリーマンが身の丈の中で、満足いく住まいづくりを実現できるコツなどを紹介しながら、モノやコトまで研究していきます。

『最高にちょうどいい!』の共感の輪を広めていきたい

このブログをご覧いただける方やフォロワーの皆さまにとっての、

「最高にちょうどいい!」の発見につながることに本ブログがわずかでもお役に立ち、共感の輪が広がればと思っています。

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